「言いたいこと」と「言わなければならないこと」のあいだで、私たちは成熟していく

おはようございます。
先週の土曜日から、冬の土用に入りましたね。
土用は、次の季節に向かうための「心と体の調整期間」。

少し立ち止まり、整えることが大切な時期です。
どうぞご自身の心とカラダの声をやさしく聴きながら、穏やかにお過ごしくださいね。

感情よりも関係性を大切にする

最近、私がとても意識していることがあります。
それは、人との関係に於いて「言いたいこと」「言わなければならないこと」を、きちんと分けて考えること。

女性は感受性が豊かで、相手の言葉や態度に心が動きやすい方が多い傾向にあります。
それは欠点ではなく、むしろ良いことだと思います。

しかしその分、
「今この気持ちを言いたい」
そんな衝動に駆られることもありますよね。

「言いたいこと」は感情から生まれる

「言いたいこと」の多くは、感情から生まれます。

相手の一言に傷ついたとき。
分かってもらえないと感じたとき。
自分の正しさを証明したくなったとき。

その気持を、そのまま相手に向けてしまうと(これは”伝える”というより、”ぶつける”に近いかもしれません)

一瞬はスッとします。
でもそのあと、ふとした瞬間に「言い過ぎたかな…」
そんな後悔が顔を出すことがあります。

そして時には、大切にしたかったはずの関係に距離ができてしまうことも。

「言わなければならないこと」は勇気とエネルギーが必要

一方で、「言わなければならないこと」があります。

それは、相手との関係を大切に思っているからこそ、避けては通れない言葉。

その場の空気が重くなってしまっても、相手にとって耳の痛い話であっても、黙っている方がかえって不誠実になってしまうこともあります。

これは、家族や友人、恋人との関係だけでなく、仕事仲間との関係でも同じ。
むしろ仕事ならなおさらかもしれません。

共通の目的を達成するために、「見て見ぬふり」は優しさや誠実ではないから。

大人の女性が身につけていくもの

大切なのは
「言いたいから言う」ではなく
「必要だから伝える」という姿勢

成熟した女性は、感情を抑え込む人ではなく、感情に振り回されずに「扱える人」だと思うんです。
今の自分の気持ちだけを見るのではなく、これから先も続いていく関係や、目の前の相手の心まで想像できるのかどうか。

ある方がこんな事を言っていました。
…「この言葉を伝えることで相手との距離が近づくのか、離れてしまうのか。それで、伝えるかどうかを決める」と。

この言葉が、最近ずっと私の心にあります。

 

うまくできなくても、大丈夫

…..とはいえ、正直に言うと、これは本当に難しい。笑

感情が動いた瞬間に、その感情をコントロールして、いつも完璧な言葉を選べる人はそうはいません。

選べない側の頻度高めな私としては、笑
うまくできなかった時はその自分を責めないことにしています。

「それだけ大切だったんだよね」
「本気だったから、心が動いたんだよね」と。

人はどうでもいいことでは感情は動きません。
感情が動いたということは、そこに自分の価値観や、守りたい想いがあるということ。

そこに気づけたなら、それだけで一歩前進ですね。
さらにもう一歩進むのであれば、自分が何を大切にしているのかを自分自身が知っておくことと、それを言葉にできること、でしょうか。

違うからこそ、美しくなる関係

人はそれぞれ違います。
育ってきた環境も、価値観も、信念も。

でも違うからこそ、一緒にいることで視野が広がり、お互いの人生が豊かになるんですよね。

大切なのは、「分かってほしい」と一方的に求めることではなく、「私はこう感じている」と、静かに伝えること。
そして、少しずつ、心の距離をすり合わせていくこと。

優しさには、勇気がいる

相手への本当の優しさは、自分を我慢させることでも、自己犠牲を強いることでもありません。
それは一見、優しさとして相手を尊重しているようでー、
実は「嫌われたくない」という自分を守ることであったりもします。

ここでいう「優しさ」とは、「言わなくてはならないこと」を、相手とその状況を俯瞰しながら、お互いの未来にとって最善と思うことを冷静に伝えること。

私もまだまだ心の成長途中。
失敗もしながら、迷いながら、立ち止まりながら・・
でも諦めず。

今日も一歩、成熟した大人の女性に近づけるよう進んでいきます。

 

本日も最後までご覧くださってありがとうございます。
今週も、大切な自分にそっとやさしさを…

エセンティア 設楽明子

 

 

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