11月の和風月名は…

エセンティアの坂井紀子です。

10月も終わりに近づき、急に気温が下がってきましたね。
朝活で早朝に車に乗ると、フロントガラスが夜露で濡れている日も出てきました。

露が霜に変わる頃、旧暦の11月を霜月(現在の12月頃)と呼びます。
全国的に霜が降りる頃だったのですね。

11月の和風月名を調べてみましたら、
 ・霜降月(しもふりづき)

 ・露隠葉月(つゆごもりのはづき)
水滴となって葉についた露が霜になることを、露が隠れると表現している。

 ・雪待月(ゆきまちづき)
雪は豊作のしるしと言われ、縁起の良いものとして心待ちにしていた。

など、その季節の景色や気温、空気感が想像できるような素敵な呼び名ではありませんか?
自然が生きているのだという感覚もしていますね。

 

また、10月の『神無月(かんなづき)』に対して、11月は神帰月ともいいます。
10月は全国の神々が出雲大社に集結し、他の地方には神がいなくなる月で、11月は神々がそれぞれの地方に戻ってくる月ということです。

 

その他にも風寒(ふうかん)ともいうそうで、風と寒さをあらわす言葉なのだとか。
また、風が吹いて寒いという意味もあるそうで、空っ風の冷たい群馬にはピタッとくる感じがしました。
ほかに、ぞくぞくとする寒気のことも風寒というそうですよ。

 

現代の11月は、朝晩の冷え込みが厳しくなる時期です。
寒暖差にカラダも疲れ、免疫力が落ちてしまうため、風邪もひきやすいですね。

そこでおすすめしたいのが入浴、湯船につかること!
ポイントは、毎日、40℃のお風呂に10分つかるだけ。

私たち日本人にとっていちばん身近で効果の高い健康法になるそうです。
免疫力アップや疲労回復のほかに、心の安定や美肌効果も得られるというのです。

◾️毎日湯船につかっている人は、週に2回以下しかつからない人に比べ、心疾患や脳卒中、糖尿病のリスクが低く、さらに介護状態になるリスクが3割少ないという調査結果がある。

◾️温かい湯につかると幸せな気持ちになるのは、ストレスホルモンの『コルチゾール』が減り、幸せホルモンの『オキシトシン』が増えることに関係している。

 

お湯の温度が42℃以上になると交感神経が優位になり、血液の粘りが増したり、血圧が過度に上がったりと、体に負担をかけるそうですよ。
少しぬるめの40℃の湯に10分ほど入ることで、体温が0.5℃から1℃上がり、血流が改善されるということなのです。
体温が上がるということは免疫力も上がりますから、健康に良さそうですね。
いいことずくめの入浴法、ぜひ取り入れてみませんか?

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