久しぶりの再会
「も〜!元気だった〜?!?!」
先週末、偶然が重なり、数年ぶりに友人と再会しました。
最後に会ってからかなり時間が経っているはずなのに、扉を開けた瞬間からあっという間にその頃の空気感に引き戻されて。
まるで時の流れなんてなかったかのように、自然に会話が始まって止まらない。笑
「昨日も会っていたんじゃない?」っていうくらい、違和感ゼロ。大人になると、こういう関係がどれだけ貴重か実感します。
「これ、美味しいから食べて!」と次々に出てくるお菓子や果物。お茶を飲み終えたら、今度は珈琲。
「もう食べられないから〜」なんて言いながらも、なんか嬉しいんですよね。
……まるで”お母さんと子ども”みたいな時間でした。笑
心地よさが変わらない友人関係
猫ちゃんたちも最初は遠巻きにしていたけれど、気づけばそばに来て「にゃぁ〜」と鳴いてくれる。足元ではスースーと寝息。
そういう小さなシーンも全部ひっくるめて、心地いいなって思えました。
途中で旦那さんも帰宅されて「久しぶりですね〜!何だか若くなったんじゃないですか??笑」なんて会話もできて。
そんなやり取りがまた、心をふわっと温かくしてくれる。
30〜40代を支えてくれた存在
振り返ると、30〜40代の私にとって、彼女の存在はとても大きかった。
様々な壁を乗り越えられたのも、人として大切なことを学べたのも、彼女のお陰でした。
「友達」という枠を超えて、”人生の先生”のような存在だったと思います。
この数年会わなかった間も、壁にぶつかって悩んだときや、ふとした瞬間に「彼女なら何て言うかな?」と心のなかで問いかけていました。
人とのつながりは、会う回数や距離ではなくて、心のなかにどれだけ存在しているか、なんですよね。
人間関係には”目に見えない流れがある”
人は人生の中で、数え切れないほどの人と出会います。深く長く続く関係もあれば、深く関わったけれど自然と距離ができていく関係もある。
それに良い悪いはなくて、その時々で必要であるから出会い、お互いに影響を与え合う、ということ。
若い頃はそのことが分からず、距離感に悩んだり、傷ついたりしたけれど・・・今はだいぶ分かるようになりました。
人間関係は、”目に見えない流れ”があって、それに逆らわないことが大事なんだな、と感じます。
年齢を重ねるって、こういう”心の扱い方”が少しずつ上手になることなのかもしれませんね。
大人の知恵、とも言えるのでしょう。
彼女の魅力は”自立”
以前は気づかなかったけれど、数年間の空白を経て分かったことがあります。
彼女は本当に「自立した人」だということ。
自分の好き嫌いには正直だけれど、それを相手に押し付けない。
コントロールしないし、人のせいにも決してしない。
だからこそ、一緒にいて心地よいし、笑いあえるし安心できる。
本質的な真面目な話もするし、かと思えば「ばっかじゃないの〜!!」なんて涙を流しながら大笑いして転げる瞬間もある。
このバランスが最高なんです。
心のアルバム「上質世界」
先日。心理学の学びの中にあった「上質世界」という言葉。
それは、自分が欲しかったり大切にしたい、人・もの・価値観などを集めた”心のアルバム”のようなもの。
考えてみれば、彼女との関係は私の「上質世界」に間違いなく貼られている一枚です。
これから先のことは分かりませんが、色褪せることのないように大切にしていこうと思います。
大切な人がいてくれると、心が温かくなるし、笑顔になれる。
そんな存在を思い出すだけで、自分の人生が誇らしくなる。
最後に・・
久しぶりに会った友人のお陰で、改めて「大切な人の存在は、人生そのものを豊かにする」ということを実感しました。
そして、そういう人が上質世界にいることを感じるって、とても幸せなこと。
「あなたの上質世界には、どんな人が貼られていますか?」
…..そんな問いかけで今回のブログを終わりたいと思います。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
このあともどうぞ素敵な時間をお過ごしください。
エセンティア 設楽明子