おはようございます。
先週末は、家族が都内に集合し、食事や買い物などを楽しみ都会の雰囲気を味わってまいりました。
長女夫婦が素敵なお店を予約してくれ、集合場所の詳細連絡や、帰りは電車のホームまで送ってくれたりと
様々な場面での絶妙なナビゲート。
とても嬉しかったですね。
「これからは、定期的に時間を作ってみんなで会おうね。旅行も毎年しようね。人はいつどうなるかわからないから・・」
そんな長女の言葉も心に響きました。
帰りの電車の中で家族と過ごした余韻に浸りながら、子育てしていた頃のことを思い出していました。
仕事をしながらの子育てだったので本当に忙しい日々でした。
こなさなければならないタスクがありすぎて、なんだか常に追われているような感覚。
しかも自分自身以外のことで。
例えば、夜、飲み会や食事会などに出掛けることは殆どありませんでしたし、出掛けたとしても家族に差し支えのないように
調整しつつ・・でした。
いつも「自由にしたい」「自由になりたい」と思い、自分を生きていないような、そんな気持ちだったように思います。
仕事も集中して全力でやりたかったし、子育ても大事にしたかった。
仕事に集中すると子育てに支障が出たり、いつもバランス取れずにその時期を生きていた、というのが本当のところです。
しかし子育てを通して学んだことは、人生の中にはその時期に自分しかできない事があるということ。
女性にとっての出産、子育てはそれにあたる事ですね。
その時はそれに集中することや役割をこなすことが大切であり
それをすることで次の展開が必ずあるということ。
お陰様で、娘たちも無事に育ち上がり、今はやりたいことを好きなように取り組める環境にあります。
当時、仕事と子育てのバランスはうまく取れなかったけれど、全力は出し切りました。
後悔はないんです。全く。
ただその当時、今のような情報や知恵があったらもう少し余裕を持てたり、日々を楽しめたのではないかと思います。
今、子育てや、子育てしながら仕事を両立させている若い女性たちにとっては、本当に大変な日々だと思いますが
子育てをマイナスだと思ってほしくないな、と思うのです。
子育てはままならないことが多いけれど、そこからの学びは大きい。
見方を変えたら、人としての大きなキャリアを積めることだと思いますし。
人間を一人育て上げることは本当に尊いこと。
誰もが母から生まれています。
もっと世の中が子育ての尊さを認め、母である女性たちが何を求めているのかを理解することが必要です。
仕事と子育ての両立で苦労した方が多い私たち世代。
これは止まらない少子化の原因の一つでもあると思います。
だからこそ、その二の舞いがあってはならない。
女性だけの負担にならぬよう、行政も先頭に立ち、時代に合わせた本気のサポートが急務です。
エセンティアも、「フェミニンケア講座」や「女性の心とカラダ講座」を通して、
私たちが経験してきたこと、学んできたことを、どの世代の女性にもお役に立てるようお伝えています。
女性のエネルギーが上がり、笑顔が美しく輝くこと。
それが男性にもエネルギーを与え、世の中が明るく元気になることに繋がります。
それが当たり前の日々となるよう、エセンティアも伝え続けます。
本日も最後までお付き合いくださってありがとうございます。
このあともどうぞ素敵な時間をお過ごしください。
設楽明子