エセンティアの市川陽子です。
先週末、中学時代の合唱部顧問だった先生の指揮で、同級生達と一緒に高崎市民音楽祭に合唱で出演してきました。
この音楽祭は今回が第70回で、昭和28年から続くものだそうです。
高崎市内の音楽教室や合唱団などが出演する発表会です。
そこに今回初めて、先生の歴代の赴任先の教え子達有志に声をかけて、さまざまな年代の人達が集まって合唱団をつくり、参加をしてきました。
練習は4回ほどしかなく、中にはその練習の為に東京から来てくれる大学生も何人かいたので、参加者が全員集まったのは本番当日のみという状態でした💦
そして本番。会場は高崎芸術劇場の大ホールです。
とても大きくて音響もすばらしいのですが、私たちの歌声がホールいっぱいに響きわたって、本当に素晴らしい演奏でした!(自画自賛しますが)
あんなにも少ない練習回数と、みんなそれぞれが普段から歌ったりしているわけでもないのにあのレベルで歌えるの?と会場で聞いてくださったいろいろな方に言われました。
そして、指揮をしていた先生が途中で涙ぐんでいて。それを見ながら歌う私たちも、つられて泣かないようにするのにみんな必死でした。
30年以上教員をやって「昨年定年をむかえたので、もう一度だけ指揮をして教え子達と一緒にステージに立ちたい」という先生の想いが伝わってきました。
この合唱団は継続して練習をしていくわけではないのですが「また何かの機会があったら集まりましょう。解散ではなく、少しお休みしとします」との先生の言葉に、ぜひまたみんなで歌いましょう!と言って終わりました。
本当に素晴らしい演奏でした。
まだなんだか余韻に浸っていて、もらった動画を毎日見て聞いています(笑)
懐かしい仲間達と、そしてはじめましてだけど同じ先生を尊敬する人達と一緒に時間を共有できて、とても素敵な体験になりました。