脳の特徴
エセンティアの市川陽子です。
何か新しいことを始めようとするときに、チャレンジしたい気持ちはあるのに、どうしても不安などのマイナスな気持ちが出てきてしまう。
そんな経験のある方はたくさんいらっしゃるかと思います。
おそらく全く感じないなんて方はいませんよね。
できない理由を考え出して、「これでは今は難しいかな」とストップをかけてしまうのですよね。
私も何度もそれでやらずに諦めてしまったことがあります。
でもそれは脳が全力でストップさせているということなのだそうです。
脳は、とても燃費の悪い臓器で、動かすのに多くの酸素と栄養が必要になります。
特に、新しいことをするときには、相当なエネルギーが必要になります。
相当なエネルギーを必要とするのは、新しいことをするための脳回路ができていないため、これから思考錯誤をして、新しい脳回路を作る必要があるためなのだそうです。
でも残念なことに、脳は楽をしたがるようにプログラムされているので、
〝新しいことをしたり、難しいことを考えたり、キツイ運動はするな″と私たちに信号を出します。
脳としては、余計なエネルギーがかからないように、なるべく今している楽なことを続けたいのです。
今している楽なことをできるだけ継続しようとし、逆に、新しいことを始めようとするとブレーキをかける仕組みになっているのだそうなのです。
なかなかチャレンジに踏み切れないのは、自分のせいではなくて脳の仕組みのせいなのだということです。
脳をだます
脳を色々とだますこともできます。
口角を上げて笑顔を作ると、脳は幸せだと勘違いをして幸せホルモンを分泌してくれます。
また、プラスのイメージを常に持つようにしたり、プラスの言葉を発するようにしていると、脳が勘違いをしてその方向に行くことができます。
「プラス思考」というとなんだか能天気なイメージがありますが、常にプラスのイメージで物事を考えるということなので、脳をだましてうまくイメージ通りに行くなら、試してみたいと思いませんか?
脳をうまく使うことができれば、もっと色々が楽になるのではないかなと最近思います。
私はまだまだうまくできませんが、プラスのイメージ、プラスの言葉を優先的に使っていくように意識をし始めました。
皆さんもプラスのイメージで脳をだまして、理想の自分に近づけるようにしていきませんか?