記憶に残っていなくても…

無条件に愛おしい存在

エセンティアの坂井紀子です。

先日、義理兄の家を訪ねたところ、姪夫婦が9ヶ月になる赤ちゃんを連れて遊びに来ていました。
久しぶりにタイミング良く会えてラッキーでした。

むちむちの手足とぷくぷくのほっぺ。
産毛のようなふわふわの髪の毛。
赤ちゃん限定の、なんとも言えない可愛らしさ♡

小さなからだとその表情は、みんなの視線を独り占め。
ずっと見ていても飽きませんね〜♡

そして何よりも、澄んだキラキラした目。
穢れを知らないというのは、まさにこういうことをいうのでしょう。

娘たちを育てている時は、育児と家事に必死で、ここまで『かわいい〜』と味わっていられなかったな…。
もっと気持ちに余裕があったら良かったのに…と少しもったいない気持ちになります。

 

愛情を受けている

赤ちゃんは一人では生きられないので、周りが手をかけずにはいられない、守りたくなるような可愛らしい姿で存在していると聞いたことがあります。
確かに目が離せなくなって、見ているだけで思わず笑顔になってしまいますね。

ほとんどの人が自分では赤ちゃんの時の記憶はないと思います。
ですが記憶に残っていなくても、大切に、たくさんの温かい目で見守られながら成長してきたことでしょう。

では少し成長した子供の頃の記憶はどうでしょう?
覚えている記憶も曖昧だったり、実は勘違いや自分の思い込みが混ざって、事実と違ってしまっていることもあるのではないでしょうか。

私は三人姉兄の末っ子で、洋服や学校で使うものは姉や兄のお下がりでした。
当時は珍しくないことでしたが、裁縫箱が兄のお下がりで、男子向けの兜の柄で嫌だったのをよく覚えています。
自分が欲しかった愛情表現をしてもらっていなかったから、可愛がられていないのかも…と子供のころに思い込んでしまったところがあるのかもと、最近になって気付かされました。
姉や兄からすると末っ子で可愛がられていたというのです。自分ではそちらの記憶はないのですが…

澄んだキラキラした目の赤ちゃんを見ていたら、ハッとしました。自分も記憶にない頃から、たくさんの愛情を受けていたのに違いないと。
自分の子でなくても可愛いのに、自分の子はもっともっと可愛いのに違いないですよね⁈
そして私も娘たちに対して、照れがあって分かりやすく表現できていないと感じました…
『大切で愛おしい』ということ、伝えていきます。

そして家族だけでなく、自分の想いを、関わってくれる大切な人に伝えることが出来たら、きっと幸せがどんどん広がっていきますね。

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