年齢や経験を重ねることはどんどん楽になる、ということ
50歳を境に大きく変化
50歳を過ぎて、強制的に自分の身体と向き合う事になりました。
それは3年前の癌から始まり、その次は更年期障害。
え?私が?
それまで「私は健康」と当たり前に思い生きていたので、まさに青天の霹靂。
非常に戸惑いましたが、癌をきっかけに新しい人生が始まり、想像もしていなかった50代を生きています。
では癌の次にやってきた更年期障害は私に何を気づくようにいっているのだろう?
それを考える日々でしたが、ある方のSNSの投稿を読んだことがキッカケで答えが出ました。
これまでの50数年、がむしゃらに自分の心とカラダをがんばらせてきたんですよね。
人に頼ることを自分自身に許さず、結果を出すことで自分の存在を許す。
私は運が良いと昔から信じているので、そのお陰でがんばれば結果は確かに出たし、たくさんの素敵な人達にも出会うことができました。
大きな気づきのそのあとに
だけれどここからの人生。
もう今までのような自分の心とカラダの用い方はできない、とわかりました。
もう以前の私ではないんだ、と思うとショックや不安もあります。
そうやって半世紀生きてきてそれなりの人生を積み上げてきたのですから。
でも。
ここからまた人生がバージョンアップしたと思えばいい、そう思いました。
心の一番奥にいる私は「大丈夫。自分と周りの人を信じればいい」って言っています。
私は何を求めている?
私は今、安心と温かさを求めています。
自分自身の中にもそれが流れはじめていることを感じていて、とても心地よい。
新しい私に今までの私が少しづつ慣れてきた感じです。
そう思えたのも、自分の気づきと共に、私と絆を紡いでくれている大切な人たちのおかげ。
その人たちといると、ぐずぐずな私でもだめだめな私でも、何を言ってもどんな私でも大丈夫って思えます。
まだまだうっかりすると以前の私が顔を見せますが(まだまだその頻度高いですねー)でもそれはそれでいい。
そんなときは、今までがんばってくれた私そのものに「ありがとう」とそっと伝えます。
そう、私に「感謝」する大切なのときなのです。
これからは
「安心と温かさが広がる場所」で「好きな人たちを大切にして、大切にしてもらって」生きると決めました。
(あ、情熱も同じくらい大切にしたい♡)
それは選択理論心理学という学びで教えてもらった「上質世界」とも言いかえられます。
■上質世界とは
誰もが自分の心の中のアルバム「上質世界」を持っています。その中には、
・ともにいたいと思う人
・最も所有したい、経験したいと思うもの
・行動の多くを支配している考えや信条
これらがイメージ写真のように保存されていて、ざっくりですが、頭の中にあるその人の大切なモノや願望が詰まったユートピア(理想郷)だそう。
自分の心に素直になる、とは?
年齢や経験を重ねることはどんどん楽になること、と冒頭に書きましたが、そうなるには一つ大切なことがあると思うのです。
それは「自分の心に素直になる」こと。
今自分が何を感じていて、どんな感情なのか。
寂しいのか、嬉しいのか、悲しいのか、楽しいのか、悔しいのか、怒っているのか。
それが分かったら、相手に本音とともに素直に伝えてみる。勇気を持って。
伝え方は大事ですが、私は素直な本音(寂しいとか悲しいとか、一次感情で伝えるのがポイント)は誰も傷つけないと思うのです。
それによってむしろ関係が深まると思う。
もし伝えて上手くいかないときは、本音のつもりでも実はその下に本当の気持ちが隠れている可能性がある。
だから自分と本気で向き合う。
最近私はジャーナリングという、ノートに自分の気持ちを書き出すことをやっています。
■ジャーナリングとは
自分が思ったことをありのままに紙やノートに書いていくことです。
モヤモヤしたりイライラしているときに、頭の中に浮かんでいる感情や経験を書くことで
「自分が無意識に感じていること」や「見過ごしたけれど、実は悩んでいたこと」などが分かりやすくなり、気持ちの整理ができます。自分自身を知り理解を深めることができます。
「書く瞑想」ともいわれ、ストレスや不安解消にも繋がります。
楽になっていく、ということは幸せが加速していく、ということでもあります。
誰もが望む幸せ。
それは「私と向き合うこと」から始まります。
皆さまは、年齢と経験を重ねていく中でどんなことを感じていらっしゃいますか?
どんどん楽になっていますか?
幸せは加速していますか?
本日も最後までお読みくださりありがとうございます。
ご縁あってこちらのブログとホームページをご覧くださっている皆さまにも感謝いたします。
このあともどうぞ素敵な時間をお過ごしください。
心からの愛と感謝を込めて♡
エセンティア 設楽明子