大掃除で得た心と空間の調和
年末、日々に追われ雑然としていた家を一念発起して大掃除しました。
その結果、心も空間も見違えるほどスッキリと整い、新しい年を迎えることができました。
掃除をするたびに家全体の空気が澄んでいく感覚があり、今とても気持ちの良い毎日を送っています。
さて、その大掃除ですが。
思い切ってたくさんのものを捨てました。
有り難いことに年末の可燃収集が31日までだったので、年末ギリギリまでお掃除して、ゴミを新年に持ち越さずにすみました。
これは本当に感謝です。
私はものを捨てられない質ですが「これはいつか使うかも」と残していたものがいかに自分の空間を圧迫していたかを実感しました。
空間が広くなると同時に、軽やかで清々しい空気が流れるようになり、不思議と心の中までクリアになった気がします。
チューリップがくれた元気
大掃除を終えたあと、新年用に飾るお花を買いにフラワーショップへ。
その時、ふと目に留まったのが色とりどりの可愛らしいチューリップ。
数本を新年用のお花とは別に購入し、家のあちこちに飾ってみました。
そういえば、楽しみに長年続けていたフラワーアレンジメントレッスンにも昨年は殆ど通えずでした。
久しぶりにお花のある暮らしが心を和ませてくれることを思い出しました。
チューリップが目に入るたびに自然と笑顔になり、元気をもらえるのですよね。
今年はいつもお花を飾り、季節を愉しみながら過ごしていこう、と決めました。
たとえ一輪でもお花の力は想像以上に大きいと感じます。
心のデットクスと大掃除の相乗効果
実は、暮れに体調を崩し、仕事納めをすることができませんでした。
「年末の忙しいときになのに最悪」と思っていましたが、振り返ってみると実はこれは、大きなデットクスだったのかもしれません。
カラダの中から不要なものが出ていき、空っぽになった状態で新しい年を迎える準備ができたのだと思います。
その後に大掃除をしたことで内側も外側も徹底的に整えられたような気がします。
お掃除はマインドフルネス
大掃除を通して気づいたことは、お掃除そのものが「マインドフルネス」になるということ。
お掃除で手や体を動かしていると自然と「いまここ」に意識が向きます。
床を磨く、窓を拭く、ものを整えるといった単純作業に集中していると、他の雑念が少しづつ消えていくのを感じます。
「今に集中する」時間は、心を落ち着け、内面のバランスを取るのに大きな効果があります。
日常生活の中でマインドフルネスを実践する方法は様々な形でありますが、お掃除は特におすすめ。
環境が整うと同時に自分自身の心も整い、一石二鳥だからです。
お掃除をしている最中の静かな時間。
心を込めて床を磨くと「これで気持ちよく過ごせる」「私、ホントえらいわ！笑」と思います。
この小さな達成感や安心感が、毎日の積み重ねの中できっと大きな変化を生み出していくのではないかと感じています。
空間を整えることで見えてきた「光」
お正月を迎え数日間は、まだ体調が本調子ではなくそのせいか気分が晴れずにいました。
しかしお掃除を毎日続ける中で、自分のために家を整え、その整った空間に身を置く時間が増えるにつれて、心に変化が生まれました。
気づけば、内側からじんわりと光が差し込んでくるような、エネルギーが湧いてくるようなそんな感覚になったのです。
よく「目の前の環境は自分自身を映し出していて、それは鏡である」といいます。
なるほど・・これは人間関係だけでなく、家の状態も同じ。
家を整えることは、自分自身を大切にすることと深く繋がっていると思います。
新しい年に向けて
2025年、私はさらに「自分を一番大切にし、自分を整える」ことを大事にしていきます。
お掃除を通して空間を整えること、
できていないことよりもできていることに目を向けること、
小さくても自分にとっての幸せを見つけ続けること、
お花を飾るなど自分を喜ばせることを積み重ねること、
これらに取り組んでいくことで自分自身の内側もより豊かになると信じています。
皆さまもよかったら、お忙しい日々の中で少しだけ時間をとってご自身のまわりを整えてみてください。
きっとその一歩がご自身に優しさを向ける大切な時間となるはずです。
そしてその中で、お掃除というマインドフルネスを楽しんでみてはいかがでしょうか。
本日も最後までお読みくださりありがとうございます。
ご縁あってこちらのブログとホームページをご覧くださっている皆さまにも感謝いたします。
このあともどうぞ素敵な時間をお過ごしください。
心からの愛と感謝を込めて・・
エセンティア 設楽明子