優しさに気づけとき、人生がふわっと柔らかくなった

頑張る人生から、優しさを選ぶ人生へ

最近人の優しさが沁みるんです。
なぜかわからないけれど・・。

思い返せばここ数ヶ月、人間関係の中で「優しさって本当に大切だな」「私も優しい人でありたいな」と思うようになってきていて。
その気持が、私の感受性を少し変えているのかもしれません。

優しさなんて・・・と思っていた頃の自分

「優しさ」という言葉に、以前は少しだけ斜に構えたような気持ちもあったんだと思うのです。
何となく手垢のついた言葉というか、わざわざ言葉に出すのはわざとらしく聞こえてしまうこともあるし、なんて。

私は、昔から”頑張ることで自分の価値を証明する”タイプでした。
「優しさ」を重視しすぎると、自分が崩れてしまうような、負けてしまうような、そんな感覚さえあったのかもしれません。

でも・・、この1〜2年で、色々な体験を通じてようやく少しづつ、自分のパターンや背景が見えてきました。
なぜ私はそんなに頑張ってしまうのか。
なぜいつも物事を勝負にしてしまうのか。

恐れのフィルターを通して生きていた

人はそれぞれ、自分だけの”フィルター”や”メガネ”を通して世界を見て、人生を創っている。

よく言われる言葉ですが、私の場合、そのフィルターには「何かを成し遂げないと、誰にも振り向いてもらえない」「生きている意味がない」という、深い恐れが染み付いていたのだと思います。

周りからは「本当に頑張りやさんだね」と言われてきました。
通知表の所見ではいつも定型文のように、コツコツ頑張れる努力家です。って書かれていましたっけ。
そういえば高校の時、テスト前のこと。
先生から「〇〇はそんなに頑張らなくていい。大丈夫だよ」って言われたんです。
その時の私は「先生何言ってるんだろう?私、できないんだから頑張らないと点数取れないじゃない」って思いました。

私自身は「全然頑張れない、できない人間」だと思っていたんです。

そんな私が今思うと「優しさ」に目を向けるはず、なかったんですよね。
だって、いつも自分、そして周りを認めず勝負していたから・・。

ラッキーなのは「自分の力」じゃなかった

最近腑に落ちた事がありました。

私は自分で言うのもなんですが、とても運が良くラッキーな人間です。
「これをやりたい!」と思うとチャンスが必ずやってきて、
「あれが欲しい!」と思うと、時間差はあっても手に入れられる。
意識さえすれば必ず自分のものになる。

でも・・それを、「自分の力で引き寄せている」と思っていたんです。

・・・なんておこがましかったんでしょう。(こんな人、マジでイヤだわ、笑)

気づけば、全然感謝していなかった。

50歳も半ばに差し掛かりようやく、それに気づいた私はかなり恥ずかしいのですが・・
それでも先ずは「気づけて良かった」とポジティブに捉えております。

これからは”恩送り”の人生へ

これからの人生。
やってみたいことはこれまでと変わらずやっていきます。
でも、それと同時に、私をこれまで支えてくれた人たち、運やご縁を運んでくれた人たちへの感謝の気持を込めて”恩送り”という形で返していきたいと思うようになりました。

そのためには、先ずは自分の心とカラダを整えて、明るく、笑顔で毎日を過ごせるように、と感じています。

名前に込められていた「使命」に気づく

私の名前「明子」は、祖父がつけてくれました。
父の名前から一文字取ってつけた、ありふれた、ちょっと昭和っぽい名前です。笑

今までなんとも思っていなかったのですが、ある時ふと、
「私は”明るい子”なんだ。明子っていう名前なんだから」と思った瞬間がありました。

そうか、私は自分も周りも笑顔で明るく照らす人なんじゃないかな。
暗い自分、だめな自分ばかりに目を向けていたけれど、そこに使命のようなものがあったのかもしれない、って。

全ては”優しさ”が教えてくれた

・・・なんだか話があちこちに飛んでしまいましたが。

こんな風に感じたり、気づいたりできたのも、全ては周りの人の”優しさ”があったからだと思います。

その優しさに触れたからこそ、私はようやく遅ればせながら「優しくありたい」と思えるようになったし、勝負ではなく「みんなと調和していきたい」と願うようになったのです。

自分の未熟さに凹んでしまうこともまぁまぁな頻度でありますが、そこには必ず「気づき」があり、その先には「成長」という楽しみがあることも分かってきました。
気づきと成長は私の大好物でもあるので笑、ここからも明るい光を携えて、歩いていこうと思います。

 

本日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
このあともどうぞ素敵な時間をお過ごしください。

心からの感謝と愛を込めて・・

エセンティア 設楽明子

 

 

 

 

 

 

 

 

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