皆さまは、一日にどのくらい
「急がなくちゃ」
「早くしなくちゃ」
と思っているでしょうか。
目を覚ました時から時計を見ながら朝の支度をし、仕事や家事をこなし、気づけば一日が終わる…
怒涛の一日だった💦という日もありますよね。
現代は、何をするにも効率やスピードが求められる時代です。
けれど、日本には昔から「間(ま)」を大切にする文化があります。
お辞儀をした後、一呼吸おいて顔を上げる
お茶をいただく時、器をそっと両手で包む
襖を静かに閉める
どの所作にも、「急がない」という美しさがあります。
急がないからこそ、一つひとつの動きが丁寧になり、大人の品が生まれるのです。
これは、日々の暮らしにも通じることかもしれません。
忙しいと、つい「今」のことをしながら、「次」のことを考えていませんか?
そんな時、ほんの少しだけ動きをゆっくり、丁寧にしてみる。
カップを置く時
ドアを閉める時
椅子から立ち上がる時
それだけでも、不思議と心まで落ち着いてきます。
目の前の一つひとつのことを大切にすること。
着物を着るとき、まさにその時間になります。
着物を羽織る
襟を合わせる
ヒモを結ぶ
その一つひとつに集中しています。
日々忙しく過ごしている方にこそ、着物を着る時間を体験していただきたいですね。
まずは今日、いつもより少しだけ、ゆっくりとした所作を意識してみませんか。