新しいスタイルを創造し続ける農園

こだわりのフルーツとお洒落な雑貨屋さんのような直売所
〜中里見農園

長い坂を登りきると一見、雑貨屋さんのようなかわいらしい建物が現れます。
ここが中里見農園さん。
店内はカフェ風のBGMが流れ、果物や野菜、加工食品、オリジナル雑貨などが素敵にディスプレイされています。
直売所の窓からは果樹園と青い空が一面に広がり、とても気持ちの良い空間。
昔ながらの農園直売所の概念が一気にくつがえされます。
 

おいしさの秘密には理由がある

中里見農園さんは自然豊かな高崎市の榛名山麓でフルーツを育てています。
たくさんのこだわりがある中でも、特に大切にしているのは　”おいしさ”　と　”安心安全”。
例えば…農薬を減らすためにわざと下草を刈らずに育てたり、収穫量が減っても摘果して数を減らすことで、栄養がギュッと凝縮された甘みの強いフルーツに。
また、樹上完熟を目指し、食べ頃での収穫になっているので、ジューシーで甘くて本来のおいしさを味わうことが出来ます。
自然の力と人間の力のコラボレーションですね。
 

カタチを変えておいしさをお届け

フレッシュなフルーツを一番おいしい状態でお届けすることにこだわる中里見農園さん。
このおいしさを年間通してお届けするために、大切に育てたフルーツをジャムやジュース、スイーツ等の加工品として販売もされています。
ここでもこだわりが。
加工品に使うフルーツは全てA級品として販売できるものをふんだんに使っているそう。
また加工品のパッケージやラベルはお洒落でかわいらしいデザインで女性に人気です。
中里見農園さんオリジナル雑貨も販売されていて、それら全て中里見さんが直売所の設計デザインを依頼されたデザイナーさん考案のもの。
店内も、フルーツ、加工品、全てにこだわりと思いが表現されています。
 

群馬・高崎から全国のみなさんへ

群馬県民にとって里見の梨は云わずと知れた梨の産地。
しかし全国的にみると決して大きな産地ではなく、シェアとしては小さめなのだとか。
「こんなにおいしい梨が群馬・高崎にあるんだよ！と全国のみなさんに知っていただきたいんです」
と熱く語る中里見さん。
 

時代の変化と共に流れに乗る

農業の昔のイメージ、いわゆる３Kを払拭して若い人たちが農業をやってみたい、と思ってもらいたいんです。
そのためにも先ずは自分たちが気持ち良く、楽しく働くことが大切。
沢山のチャレンジをする中で、それがカタチになってきました。
次世代のためにも尽力していきたいですね。
そう語る中里見さんはイキイキとエネルギーに溢れています。素敵ですね。
 

 

女性の視点で

中里見さんは４人のお子さんのママでもあります。
子育てが一段落したタイミングで老朽化していた直売所を建て替えました。
同時にあたためていた構想の取組みをスタートさせ、近隣の地域で活躍されている農家の奥様方（農業女子♡）とコラボし、フルーツを使ったスイーツの開発と販売を成功させました。
Instagramも始めました。
目的は農園の一年の流れを見てもらうこと。
四季折々の自然の様子や日々の作業風景を発信していくことで、農業やご自身の農園、フルーツをより身近に感じ、楽しんでいただきたいそうです。
そんな中里見さんが撮る写真は農園の様子を素敵に切り取られていて、魅力的なInstagramのギャラリーになっています。
皆さんもぜひチェックしてみて下さいね。
 

エセンティアから皆さまへ

梨や梅、プラム、柿、ブルーベリーなど、中里見農園さんが育てるフルーツはフレッシュで生命力に溢れ、どれも幸せを感じる美味しさです。
友人・知人に差し上げると必ず「とてもおいしかったわ。今度買いに行ってみる」と喜ばれるので、Essentia Style でも自信をもっておすすめします！
また、中里見さんの農園の仕事を通して、ご自身の想い、やりたいことを次々とカタチにしていく行動力、女性ならではの視点には、私たちエセンティアも学ぶところが多く。
お話を伺っているとわくわくしてきて、前向きな気持ちになります。
 

店舗情報

中里見農園

 

 
（設楽 明子）