エセンティアの坂井紀子です。
先日、お抹茶体験のイベントを日本茶抹茶サロン324さんにて開催しました。
https://youtube.com/@tarougorou324?si=YWqrzoplUCCpMJCe
今回のテーマは【桃の節句】でした。
おひな祭りでは桃の花を飾りますね。
ではなぜ桃なのか?
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桃の節句の起源は、中国から伝わってきた文化だそうです。
中国では『季節』のことを『節』と呼び、奇数の月と奇数の日を足して偶数になる一日は”悪いことが起こる日”と考えられています。
そのため、3月3日だけでなく、
5月5日の端午の節句(子どもの日)、
7月7日の七夕の節句(七夕)のように、
それぞれの節句に名前をつけ、災いや邪気を払うお祭りを催しているのだとか。
中国において桃は、昔から邪気を祓い不老長寿を与える植物として親しまれているそうです。
それから桃は「百歳(ももとせ)まで生きられるように=長寿をまっとうできるように」という不老長寿の願いがこめられているという説もあるそうです。
いずれにしても様々な思いが込められているのですね。
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今回の体験では、はじめに好きなお茶碗を選ばせていただくという、嬉しいサプライズ。
どれも春にぴったりなお茶碗ばかりで、眺めているとわくわく♪
迷いながらも、桜の柄のお茶碗や桃の形のお茶碗をそれぞれ選びました。
お茶室に入るとあちらこちらに春が散りばめられ、さらにわくわくでいっぱいに。
今回は気軽に体験いただける立礼(りゅうれい)式での体験。
正座をしないテーブルとイスでのスタイルは、万博で外国人をおもてなしする際に生み出されたそうで、『初めて』のハードルがぐっと下がり体験しやすいですね。
それから洋服で参加するときの必需品に白い靴下があるのをご存知でしたか?
身を清める意味から茶室に入る時に履くのだということでした。
ぜひ参考になさってくださいね。
今回も楽しく学ばせていただき、みつよ先生ありがとうございました。