大学を卒業されるお嬢さんの卒業式に、袴の着付けのご依頼をいただきました。
ご自分で着物を着られる方でしたので、
「袴をご自分でお嬢さんに着せてみませんか?」
と提案させていただきました。
私自身、自分が着物を着られるようになった後、娘にも着せてあげたいと『着せる着付』を学びました。
二人の娘の卒業式に袴を着付けたことは、とても良い思い出になっています。
そしてそこからお仕事として着付けを始めることになっていったので、どこで何がどうなるのかはわからないものですね。
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袴の着付けは意外と簡単なんです。
浴衣が着せられる方でしたら、少し練習すれば出来るようになると思います。
そうは言っても、ご自分が着せるイメージがつかないと思ったので、エセンティアのYouTubeチャンネルにアップしている、『袴の着付け方』の動画を一度ご覧になって考えてみては?、ということに。
YouTubeを見ていただいて練習すれば、それでご自分で着せられるな、と思っていたのですが、
「リアルでレッスンを受けたい」
ということに。
3月の卒業式までに3回コースのレッスンがスタートしました。

まずお嬢さんの身長をうかがって、トルソーの高さをセット。
当日の状況をイメージした練習で、一人でも大丈夫という安心と自信を積み上げていただきます。
「当日の袴がもし長すぎたらどうしたらいい?」という心配には、
「こうすれば大丈夫」と解決策を。
「ひもをどのくらいキツくしていいのか、加減がわからない」という質問には、
「固定する前に息を吸ってもらって…」
「結んだひもの下に指が1本入るくらい」
と。
実際に確認したいただくと、
「あっ、このくらいなんだ!」
とその感覚をインプットしていただけます。
この「あっ、そうなんだ!」という、お客様がピンときて、嬉しそうな顔をされる時。
着付レッスンでこれが私の好きな瞬間なのです。
いかがでしょう、初めてでこんなにキレイな仕上がりです。
やり切ったあとの笑顔も最高ですね✨

袴レッスンはレンタルも出来ますので、手ぶらで通っていただけます。
ちなみにこちらの振袖は私の姉のもの。
40年以上経った今も、こうして受け継がれていくところも着物の魅力です。
エセンティア 坂井紀子