エセンティアの坂井紀子です。
今月は三連休が二週続きましたね。
週の稼働日が中4日となり、なんだか一週間が慌ただしく過ぎてしまい、落ち着かない感じがしました。
そう感じたのは私だけでしょうか?
9月22日の秋分の日をはさみ、お彼岸でもありました。今日が最終日で彼岸明けですね。
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉がありますが、本当に急に気温が下がり驚いてしまいます。
気づけば日も短くなりましたね。
昨日の朝活へ向かう早朝5時半頃は、真っ赤な朝日がとても綺麗でした。
綺麗な景色を見ると胸がふわっと軽くなって、気持ちが上がり、一日のスタートが心地良いものになります。
お彼岸中はお墓参りに行かれた方も多いと思いますが、そもそもお彼岸とはどういったことなのでしょうか?
改めて調べてみました。
・お彼岸は春と秋にあり、春は春分の日、秋は秋分の日を中日として、前後3日間の7日間をいう。
・仏壇や仏具、お墓の掃除をしてお供えをする。
・先祖や家族のことを思う。
ここまでは、「そんな感じね」と思われますね。
最後に、私は知らなかったことが一つ。
・日ごろの自分の人生について見つめ直す期間。
ということでした。
それは仏教修行の一つ「六波羅蜜(ろくはらみつ)」を実践してみるという期間で、六波羅蜜とは、悟りにいたるための修行方法なのだそうです。
では「六波羅蜜」とは?
布施(ふせ)…施しをすること。親切。
持戒(じかい)…規律を守ること。言行一致。
忍辱(にんにく)…よく正しい心をもつこと。忍耐。
精進(しょうじん)…目的に向かってたゆまず努力すること。努力。
禅定(ぜんじょう)…常に平静な心をもち続けること。反省。
智慧(ちえ)…智慧を磨き、智慧を働かせること。修善。
全ての存在に感謝する『報恩感謝の精神』が基本になっているということで、お彼岸にお墓参りをしたりお供えをする行為も、修行の一環と言えるそうです。
お墓参りが修行になるとは驚きました!
そう考えると、身近なところで取り入れられることも、たくさんありそうではありませんか?
もちろん6個全部でなくても、ピンときた言葉をひとつ意識して過ごしてみるのはどうでしょうか?
日常の中で、いつもと違う感覚や気付きがあるかもしれませんね。