今月は私にとって「初チャレンジ」がありました。
それは、経営者が集う学びの場にて40分の講話をしたこと。
私の仕事は講師ですので、人前で話すことは慣れています。
ただ、今回は自分自身の過去から現在に至るまでの人生の道のりとそこからの気づきをお話させていただいたので、仕事の時とわけが違います。
ひとことで言うと緊張したわけです。笑
自分ではもう大丈夫と思っていたけれど
お話する内容には、大勢の方の前で話すのは初めてのこともありました。
私の中ではもうクリアになっていると思っていたからこそ、話すことを決めたのですが…。
いざ原稿を作っていくと実はまだ消化しきれていない部分があることに気づきました。
今の私が当時の私と対話していく作業をしたんです。
自分の気持ちを一つひとつ見つめていくうちに段々と昇華されていきました。
今私は、セルフコンパッションに取り組んでいます。
※セルフコンパッションとは、自分を幸せにするチカラのことで、どんな自分であっても見捨てず、優しく寄り添い、自分を大切にすること。
うまくできる自分だけでなく、弱い自分もそのまま受け入れてあげることです。
どんな自分でもあきらめない
過去の私は、頑張らなければ自分には価値がないと思っていました。
常に人と自分を比べて、勝ち負けを気にして(その当時は全く気づいていませんでしたが。笑)、誰かの正解ばかりを追いかけて。
他人軸で、他責の塊のような人でした。
もちろん、今でも時々そんな面が顔を出すことがあります。
でもそんなときは「人間だもの」で、大目に見てあげています。笑
自分の癖が出るときは、だいたいパターンがあるんです。
どんなときに人と比べてしまうのか。
どんなときに焦ってしまうのか。
そのパターンを知っていれば、「あ、またこのパターンね」と気づくことができる。
クセが出ること自体が問題なのではなく、自分でも気づかないまま、そのクセに振り回されてしまうことが苦しさにつながるのだと思います。
気づいていれば、そこからまた自分を取り戻していける。
最近は、自分を急がせず、寄り添いながら歩いている、そんな感覚があります。
自分との関係が変わったら、周りも変わってきた
そうしたら、不思議なことに、自分を取り巻く環境や状況がどんどん変化してきました。
一番大きいのは、人との関わりがとても心地よく、楽しく、温かいものになってきたこと。
そして共鳴できる方たちとのご縁が深まってきたことです。
人との関わりが心地よいと、心から喜びを感じます。
嬉しいから、もっと前向きになれる。
また新しいご縁や経験につながっていく。
そんな相乗効果が、止まらないんです。笑
こうした変化を振り返ってみると、セルフコンパッションに取り組み続けてきたことが、大きく関係しているのだと感じます。
更年期による様々な症状に悩んできたこの3年も、今では9割くらい抜けた感覚があり、心もカラダもとても調子が良くなりました。
もちろん、体調の変化にはいろいろな要因があると思います。
それでも、自分の心もカラダに目を向け、自分を大切にすることを続けてきたことは、私にとって大きな意味があったと感じています。
よく頑張ってきたね、ありがとう
冒頭の講話の話に戻りますね。
まだ消化しきれていなかった過去の自分を、改めて見つめていた最中。
こんな気持ちが湧いてきました。
「もう大丈夫だよ」
「よく頑張ってきてくれたね。あなたのおかげだよ」
「ここからは、あの頃の私が出逢いたかったような女性になっていくね」
そう思えたんです。
過去の自分を否定するのではなく、なかったことにするのでもなく。
あのときの自分も必死に生きていたんだと認めて、ここから感謝する。
そして、これからはもっと自分らしく生きていこうと思えた。
同時に、何があっても大丈夫だという気持ちも湧いてきました。
何かあったとしても、私の周りには助けてくれる人たちがいる。
一人でなんとかしなくてもいいんだ、と。
自分のことながら、こんな気持になれた私って最強じゃない?最高に幸せな人じゃない?
….って思いました。笑
飾らずありのままの自分で立つ
そんな気持ちになったとき、今の私が経験してきたことをもっと人に伝えたい、聴いていただきたいという思いが湧き上がってきました。
講話は緊張しましたが、とても楽しかった。
自分をよく見せようとするのではなく、偽りのない、等身大の自分の言葉で、自分の想いや経験をお話する…
そんな私を見ていただきたいと思いました。
そのとき、心のどこにも引っかかりがなかったんです。
誰かにどう思われるかを気にして、言葉を選んだり、取り繕ったりする必要もない。
私そのものとして、純度高く、その場に立つことができました。
これは、私にとって大きな変化でした。
自分の言葉と行動が一致していること
最近興味深い話を耳にしました。
人の心の状態を周波数にたとえた話の中で、「自己誠実性」という言葉が紹介されていたんです。
周波数について語られる中で、愛を大きく上回る数値が示されていました。
愛の周波数が一番高いと言われていますが(これについては諸説あり)、自己誠実性は愛の周波数の4000倍だとか。
自己誠実性にたどり着くには、愛を通過する必要はあるのだそうです。
ちなみに、自己誠実性とは、自分の本音と言葉、そして行動が一致している状態のこと。
自分が感じていることが正解だと信じていること。
自分が大切にしていることを、自分自身も信じて疑うことなく行動していること。
自分との約束を大切にし、自分に嘘をつかずに生きること。
この話を知ったとき、「まさに私が今、大切にしたいと思っている在りかただ!」と感じました。
自分を認め、自分の気持ちを大切にし、自分の言葉と行動を一致させていく。
だからこそ、今人生が大きく変化してきているのかもしれない。
そう考えると、すごく腑に落ちたんです。
私はどうしても腑に落とさないと前に進めないタイプなので。笑
なんだかスッキリして気持ちが良かった。
自分を認めるって最強
このように自分と向き合っているタイミングで今回の講話のお話をいただきました。
そしてさらに深掘ることができました。
声をかけていただいけたことも、これまでの経験を振り返り、自分の言葉でお伝えする機会をいただけたことも、本当にありがたいことだと思います。
自分を認めるというのは、何でもできる自分になることでも、いつも前向きでいることでもないんですよね。
弱い自分も、うまくいかない自分も、時々昔のクセが出てしまう自分も。
それでも諦めずに、また自分の味方になってあげること。
そうやって自分との関係が変わっていくと、人との関係も変わっていく。
自分を信じられるようになると、一人でがんばらなくてもいいと思えるようになる。
そして、周りの人の力を借りながら、自分が本当にやりたいことにも向かっていける。
これって、すごいことだと思いませんか?
自分を認めるって最強。
最近そんなことを実感している私です。
これからも、自分に優しく、正直に。
そして、出逢ってくださった方・これから出逢ってくださる方たちとのご縁を大切にしながら、私らしく歩んでいきます。
今日も最後までお読みくださってありがとうございました。
エセンティア 設楽明子