エセンティアの坂井紀子です。
週末、夏に10年ぶりに再会した叔母と、伊香保温泉に行って参りました。
今回の旅行は、東京で一人暮らしをしている叔母の家に、二日間の講習会に参加するために一泊お世話になったことがきっかけでした。
「今度は群馬の温泉に一緒に行きましょう!」
と約束をして別れ、今回、母と姉との4人での旅行となりました。
このメンバーでの旅行は初めてでしたが、気を使いすぎることもなく、笑いがいっぱいの楽しい二日間となりました。
伊香保温泉は例年よりも遅れていた紅葉がまさに見頃で、本当に綺麗でした。
部屋からは、遠くの山並みまで紅葉している絶景を見ることができ、叔母にも母にも大変喜んでもらえました。
夕食の時、母たちの子供の頃の話になり、祖母との思い出話を聞かせてもらいました。
今は亡き祖母が、子育てをしていた時代の話を詳しく聴いたのは初めてで、当時の嫁という立場の厳しさや、そんな中でも母たちへの愛情というものを感じられるエピソードをいろいろ聴くことができ、いつの時代でも子を想う母の気持ちは変わらないものなのだと、改めて感じることが出来ました。
また、70代後半の叔母は早くにご主人を亡くし、10年前に私と同い年の従姉妹を看取りました。
大切な人を…しかも娘まで看取ることにどんな意味があるのか…と叔母はつぶやいていました。
よく、「神様は乗り越えられない試練を与えない」と言いますが、絶対に子供には自分より長く生きて欲しいと思うのが親ごころですね…
体の衰えも感じながらも、
「生かされているうちは、出来ることを見つけて楽しんでいくよ」
という、ポジティブな叔母の言葉に、私も勇気と元気をもらうことが出来ました。
祖母の時代のことを考えたら、今は何でも自分で選ぶことができる、自由な時代です。自分の中で勝手に制限をかけて『出来ない』と思い込んでいることがたくさんあるように思います。
まだまだ50代!
やりたいこと、行きたいところ…
やろう!行こう!と決めれば、きっとなんでも出来ますね!