こんにちは。
先週の金曜日。
何気なくスマホを開いたら、女優の中山美穂さんが亡くなられた、とショックな記事が飛び込んできました。
思わず「え?!」と声が出てしまいました。
にわかには信じがたく、しかしこのように記事になっているのだから・・と混乱してしまいました。
時間を追うごとにマスコミから様々な情報が出ていますが、私にとってそれはどうでもよくて・・。
ただ中山美穂さんがこの世から旅立たれた事実がじわじわと心に広がってきています。
彼女は、芸能界という華やかな世界で大活躍されている方ですが、私と同じ歳ということもあり、勝手ながら親近感のような、そんな感覚を覚える方でした。
同世代や同じ歳の女優さんは沢山いらっしゃいますが、あまり芸能界に興味のない私にとって中山美穂さんは見かけると目で追ってしまうようなインパクトがありました。
今回の訃報に接し、なぜ彼女のことが気になっていたのだろう、と考えてみました。
もちろん、同じ歳ということもあるのですが、他の方たちとは一線を画す「孤高な女性像」が私の中にあったようです。
実際にお会いしたことはありませんし、芸能界は華やかな世界なだけにご自身とは違うキャラクターを演じている人が多いと聞きます。
ですからあくまでも推測でしかないのですが。
非常に美しく孤高の人でありながら、シルクのような女性らしい柔らかさと優しさと、その正反対の逞しい男性性も持ち合わせていたのではないかと・・。
アイドルで活躍されていた頃も他の方たちとは少し違う華やかなオーラを感じていましたが、
離婚された頃からさらに美しさを増し、深みと余裕を感じる大人の女性へとどんどん変化しているその姿は本当に素敵でした。
本当のご本人は、私が思う中山美穂さんとは違うかもしれません。
しかし最近思うのですが、人は50歳を過ぎた頃からその人の持つ本質的な部分は必ず外見に出てくる、そのように感じます。
ですから、私が感じたものは持ち合わせていらっしゃったのではないかと思います。
ここのところ色々思うことあり、久しぶりに心の奥がズキンと脈打つ感覚がしばらくあったんです。
それは自分の中では大きなことに間違いないのですが・・
しかし私の外側からやってきた悲しい出来事が、そのことから少し離してくれました。
今、何にも代え難い大切な命が私にはあります。
この大切な命をどのように使っていくか。
それをいつまでも考えていないで、どんどん動いてみる。
多分こうだと思う
これかもしれない
動くキッカケは、こんな程度でいいのかもしれませんね。
本格的に風の時代になった今。
こうあるべき、これをやらないと、という考え方はもう違うのでしょう。
まだまだ私の中にもそんな考えがあります。
しかしやりたいことをやっていく中でそれらを手放し、限られた時間を自分らしく精一杯楽しもう、心からそう思います。
世界中の誰よりきっと 熱い夢見てたから
目覚めて初めて気づく つのる想いに
世界中の誰よりきっと 果てしないその笑顔
ずっと抱きしめていたい 季節を越えていつでも
♪ 中山美穂/ 世界中の誰よりきっと より
中山美穂さんの御冥福を心よりお祈りいたします。
本日も最後までお読みくださりありがとうございました。
設楽明子