エセンティアの坂井紀子です。
毎日のルーティーンの一つに、年始にいただいた本を一日一話読むということがあります。
仕事や人生に関する考え方が、著名人の言葉で綴られているものです。
正直…今の私には難しすぎてピンとこない方の言葉の日もあります。
それはそれとして受け止めて…
そんな中でも今私が大切だと感じる言葉は、モノの見方を変えるということです。
俳人の夏井いつきさんの回で、俳人の世界ではよく
「生憎という言葉はない」と言われるとありました。
例えば花見の日に雨が降っていたら、一般的には
「生憎の雨で桜が見ることができない」となりますが、
「これで雨の桜の句を詠める」と考えるそうです。
同じくお月見で雲が多く月が見えなければ「無月を楽しむ」、
雨が降ったら「雨月を楽しむ」と捉えるそうです。
こういった感覚は日本人ならではの精神なのではないか、ということでした。
同じ出来事でも、マイナスに捉えるかプラスに捉えるかで全く違うものになりますね。
雨の桜がむしろ特別なものに見えてきますから不思議です。
自分の考え方次第で見え方が変わり、楽しい気持ちになってきますね。
そうは言っても長年の癖で、ついネガティヴに捉えがちな私なので、
「違う違う！」と気づいて気持ちを切り替えるようにしています。
まだまだ練習中ですが(笑)
それが普通になると、日々の暮らしの中に小さな喜びが見つかり、より楽しいものになるのだと思います。
そう思うと何が見つけられるか、ワクワクしてきます。
楽しみながらそんな感覚を身につけていこうと思います✨