エセンティアの市川陽子です。
私がこちらでいつも発信しているパーソナルカラー。
今回は、改めてどういうものなのかを解説したいと思います。
パーソナルカラーの根拠
「パーソナルカラーって自分に似合う色のこと」と思われている方は多いですよね。
確かに簡単にいうと似合う色をのことなのですが、それはただ見た目に『赤が似合う』『青が似合う』という判断をしているわけではありません。
きちんと根拠があって判断をしています。
その根拠とは皆さんが持っている色素です。
皆さんが持って生まれた、肌・髪・眼の色素で決まるんです。
その持っている色素と近い色素を持った色を『似合う色』と表現しています。
よく耳にする『イエベ』『ブルベ』は、『イエローベース』『ブルーベース』を略した言葉で、ご自身の持っている色素がイエローベース（黄色の色素が強い）なのか、ブルーベース（青の色素が強い）のかによって分かれます。
色味と質感
診断ではまず色素チェックをしていきます。
その時に見ていくのは「色味」と「質感」です。
「色味」
①髪・・・明るいブラウン、アッシュグレー、ダークブラウン、黒
②眼・・・ブラウン、アッシュグレー、ダークブラウン、黒
③肌・・・黄み肌、ピンク肌
手のひらを見比べても色の違いがわかります。
腕の血管の色も、イエローベースの方は緑っぽく、ブルーベースの方は青い色をしています。
「質感」
①髪・・・サラサラ、柔らかい、しっかりしている
②眼・・・キラキラしている、ソフトな印象、落ち着いた印象、強い印象
③肌・・・ツヤがある（ゆで卵のような）、パウダリー・マット（桃の表面）
薄い（頬に赤みがある）、厚い（頬に赤みがない）
この辺りをまずはチェックします。
あまり意識したことってないと思いますが、よく見ると結構皆さん違う要素を持っているんですよ。
持って生まれた要素から診断することが大事なので、染めた髪の色やカラーコンタクトをした状態ではないんです。
女性の場合は、メイクを落とした状態での診断をお願いいたします。
ドレープチェック
まずははご自身の色素のチェックをしてから、次にカラードレープと言われる布をお顔の前に当てて色の顔映りを見ていきます。
似合う色のドレープをお顔に当てると、顔色が明るくなって見えたり、血色良く見えたり、目がキラキラして見えることもあります。
逆に似あわない色のドレープを当てると、顔色が悪く見えたり（黄みが出たり青白く見えたり）、クマやほうれい線が目立ってくることもあります。
似合う色と似合わない色で、こんなにも見た目が違ってくるんです。
ドレープチェックの際には、シーズンごとの４パターンずつの色を合わせていきます。
「朱色のような赤」「ワインレッドのような赤」など赤にも色々あるので、どのような赤が似合うのかを見るのです。
今まで赤は苦手と思っていた方も、似合う赤が分かれば取り入れられるかもしれませんよ。
似合う色＝パーソナルカラーは、あなたを素敵に見せてくれる色なんです。
味方につけたら垢抜けも若返りも夢ではありません！
次回は、４つに分かれるシーズンにのまずはスプリングついて解説したいと思いますので、どうぞお楽しみに。