「仕事の意味」を考えてみる
先日、娘と仕事について話す機会がありました。
「どんな心で仕事に向き合うのか」
「そもそも仕事ってなんだろう?」
そんな話をしながら、私自身も改めて考えさせられたんです。
仕事は目の前だけを見ていると…
私の持論になってしまいますが、人は自分の仕事に誇りを持てるものだと思っています。
もし、その誇りを感じられないとき…
それはきっと、目の前の仕事をただの作業としてこなしているときなんじゃないでしょうか。
毎日同じことの繰り返し。
終わらない仕事。
やるべきことに追われる日々。
時間ばかりかかってなかなか形にならない。
そんな毎日が続くと「何のためにやっているんだろう」と思うこともありますよね。
でも、その仕事の先にある世界が見えた瞬間、同じ仕事でも意味が全く変わるんです。
「3人のレンガ職人」のお話
イソップ童話に「3人のレンガ職人」という有名なお話があります。
旅人が、炎天下でレンガを積み上げている3人の職人に訪ねます。
「あなたは何をしているんですか?」
一人目は、
「見れば分かるだろう。生活のためにレンガを積んでいるんだよ」
二人目は、
「壁を作っているんです。腕の良い職人として仕事をしてます」
そして三人目は、笑顔でこう答えます
「多くの人が集い、祈り、心安らぐ大聖堂を作っているんです」
そう、3人ともやっていることは同じ。
でも、見ている景色・世界は全く違います。
仕事は「意味づけ」で変わる
三人目の職人が特別優秀だったわけではないと思います。
レンガを積む技術も、他の二人とそうは変わらないでしょう。
では何が違ったのか?
それは、「この仕事は誰のためなのか」「その先にどんな未来があるのか」という意味づけだったんです。
自分の仕事が「世の中のためになっている」という誇りと、「未来のために仕事をしている」という希望、もっと言えば、自分の人生に対するあふれる喜びを感じられます。
自分の仕事がどなたかの役に立ち、未来につながっている…
そう思えたとき、仕事はただの作業ではなく、「価値を創る仕事」へと変わるのだと思うんです。
私達の仕事も同じ
私達の仕事も、一日を切り取ってみたら地味なことの繰り返しかもしれませんよね。
たとえば…
資料を作る
打ち合わせをする
学ぶ
準備をする
確認をする
どれも華やかでものすごく楽しい!と思えるものでもないですよね。
でも、その一つひとつの積み重ねの先には、
誰かの悩みが解決したり
人生の選択肢が増えたり
新しい一歩が踏み出せたり
そんな未来が必ずあるはずです。
そしてそう思えたとき、仕事への向き合い方は自然と変わっていくのだと思います。
同じ仕事でも、熱量は変わる
私は仕事をするとき、
「目の前の方が少しでも良い方向へ向かってほしい」
そんな思いで取り組んでいます。
ですから、資料一つ作るにも、講座を考えるにも、動画一本撮るにも
「これを受け取ってくれた方が、どんな未来に向かえるだろう?」
そんなことを考えながら作っています。
もちろんお金のために働くことも、とても大切です。
生活を支えることは尊いことですし、それも立派な働く理由です。
でも、その先に「誰かのため」が加わると、不思議と仕事のエネルギーは大きく変わるように思うんです。
どんな大聖堂を作っていますか?
そして私がもう一つ大切だと思うのは、一緒に働く仲間の価値観です。
同じ方向を向いている仲間がいるからこそ、その想いはより遠くまで届くのではないでしょうか?
もちろん、全員が全く同じ考えである必要はありません。
でも、「誰かの役に立ちたい」という根っこの想いが重なると、仕事はもっと楽しく、もっと豊かなものになっていきます。
今日積むレンガは、未来につながっている
仕事の意味は誰かが教えてくれるものではありません。
自分で見つけて、気づき、試行錯誤を繰り返しながら育んでいくもの。
今日積むレンガが、誰かの笑顔につながるかもしれない。
どなたかの人生を変えるきっかけになるかもしれない。
そう考えると、何気ない毎日の仕事にも、少しずつ誇りが持てるようになると思います。
きっと仕事とは、ただ生活のためだけではなく、まだ出会っていない誰かの未来をつくり、自分自身も成長させてくれるものなんだな、と思います。
私自身もそんな仕事を、これからも積み重ねていきます。
本日も最後までご覧くださってありがとうございます。
今日積み重ねる一歩が、誰かの未来を支える大切な一歩になるかもしれません。
その可能性を信じて、今日を過していきたいですね。
エセンティア 設楽明子