おはようございます。
9月に入りましたが、進みが遅すぎる台風10号は日本列島に大きな影響を与えています。
被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。
私は子どもの頃、神奈川県の横須賀市という場所に住んでいました。
東京湾を一望できる高台に家があり、夜は遠く横浜や川崎、東京の夜景が宝石のように本当に美しく、それをいつも眺めていた少女時代でした。
今の私という人間の土台となる、良い地域環境だったと思います。
ただ台風の影響を大きく受ける地域であり、さらに家が高台にあったので、それはもう凄まじい状態でした。
家の瓦は飛び、家中が地震のごとく揺れ、まさに「台風襲来」という言葉がピッタリ。
地震も多かったように記憶しています。
今住んでいる地域は、全国的に見ても自然災害の被害が少なく住みやすい。
本当に有り難いことです。
とはいえ、油断禁物!備えは大事ですよね。
だいぶ前置きが長くなりましたが、本題に入りたいと思います。
皆さまは
「本当の自分とは?」と聞かれたらどのように答えるでしょうか。
心理学では様々なやり方で個人をいくつかのパターンに分類して、この人はこのようなタイプ、として性格や行動パターンから生き方や、コミュニケーション方法などを教えてくれるものがあります。
これはもちろん一理ありますし、納得!ということも多々あります。
なんなら、私はそのようなカテゴリー分けは信じて活用している方です。
特徴をチェックリスト化して特定のカテゴリーに分類することは、自分や他人のキャラクターを理解するうえで役立つので。
ただ最近は違う視点も持つようになりました。
人間は成長します。
そして本人が本気を出した時。
人は生まれ変わったかのように、別人のように、変化します。
そうなると、〇〇タイプ、のカテゴリーだったはずが全くシックリこなくなる。
そもそも人は多面体。関わる人によって出てくる性格は違います、というか無意識に変えます。
よく考えれば、人は本当に複雑にできているし、まだ引き出されていない能力もたくさん持っています。
他人のことも自分のことも〇〇タイプと決めてしまうと、そこで何か大切なものが閉ざされてしまうような気がするのですよね。
例えば、その一つに先入観があります。
先入観を持ってしまうと、相手との関係に発展はないと思いますし、
コミュニケーションで大切な傾聴や、相手の行動を見ることを無意識にしなくなる可能性も。
過去の自分に対しては〇〇タイプとカテゴリー分けはできますが、今の私に対してはあまり関係ないな、と思う今日この頃。
冒頭の質問「本当の自分とは?」に私が答えるとしたら
「今変化している、成長している自分が本当の自分」と答えると思います。
どんな自分にもなれる。
なりたい自分に。
自分が決めれば。
誰でも平等にそのチャンスはあるんですよね。
そのチャンスを掴むには、まずどんな自分になりたいのか、どんな人生を送りたいのか明確にし、言語化し、その強いイメージを持つこと。
ビジョンを持つ、とも言いますね。
そしてチャンスを掴んだら、ビジョンに向かって動く。
当たり前ですがビジョンを持つだけでは実現しません。
自分という唯一無二の存在。
常に変化し成長し、フレッシュで、カテゴリー分けできないほど様々な顔を持ち、それを表現できたら素敵だな、と思うのです。
特に人生を折り返した今。
何にも括られることなく自由でいたい、と強く思います。
だから心理学のカテゴリー分けに対して、違う視点を持つようになったのかもしれません。
まるで2歳前後の幼児に訪れる「自我の芽生え」のようです。笑
それもまた良し、です。
どんな自分でもOK!
本日も最後までお読みくださりありがとうございます。
ご縁あってこちらのブログとホームページをご覧くださっている皆さまにも感謝いたします。
このあともどうぞ素敵な時間をお過ごしください。
心からの愛と感謝を込めて♡
エセンティア 設楽明子