人が本当に求めているのは、助言や解決策ではなく、ただ深く、本気で話を聴いてもらうことなのかもしれません。
思い込みで判断せず、急がず、目の前の相手を丸ごと受け取ろうとすること。
それは、実はとてもとても難しい。
だけれど、それがなかなかうまくいかなかったとしても、そうしようとすることは、「愛」そのものなんじゃないかと私は思います。
相手を変えようとする言葉は、たとえ正しかったとしても届かないことが多いのかもしれません。
なぜなら、人は変えられそうになったとき、自分を守ることにエネルギーを使ってしまうものだから。
人が変わるときは、自分が「変わろう」と決めたときだけ。
一方で、何もジャッジせず、ただただ深く聴いてもらえたとき、人は話しながら「自分のほんとうの気持ち」に気づいていくのだと思います。
「聴く」とは、その人が自分自身に還る時間を、そっと差し出すこと。
それはとても素敵なプレゼントだと思います。