いつも着付のご依頼をくださるO様。
先日もお茶会にご出席の際にご利用いただきました。
ご予約をいただくたびに、
「今回はどんなお着物をお持ちくださるのだろう」
「帯や小物のコーディネートは…」
と、実は毎回とても楽しみにしています。
今回お持ちになられたのは、
さくら色のような、上品なピンクのお着物。
たとう紙をそっと開いた瞬間、
思わず感嘆の声が漏れてしまいました。
実は私、
この “たとう紙を開く瞬間” がとても好きなのです。
丁寧に包まれていたお着物が現れるその瞬間…
着物との出会いに胸が高鳴ります。
着物の絹の光沢、
着物ならではの繊細な色、
描かれた柄のデザインや色合い。
そして、その一枚一枚にある様々なストーリー。
着付けをさせていただくと、そのお着物のストーリーを聞かせていただけることもよくあり、それも喜びの一つです。
お祖母様、お母様から譲り受けたもの
嫁ぐ時に誂えてもらったもの
ご自分で初めて誂えたもの
今日この日のために誂えたもの
そんな大切なお着物で、気持ちよく一日過ごしていただけるように、心を込めて着付けをさせていただいています。
綺麗な仕上がりと、着ていて楽で、着崩れない着付けを心がけています。
着付けの時間は、
ただ着物を着るのではなく、
ご自身の心を整えていく時間でもあるように感じています。
仕上がっていく姿を鏡で見ながら、だんだん晴れやかな表情になっていかれるお客様を見るたびに、
着物の持つ力を改めて感じます。

お茶会の日の夜、お客様からこんな嬉しいご感想もいただきました。
「襟の抜き加減、肩のシワのないスッキリ感、
巻かれた帯の内側までとても気に入りました😍
帛紗や懐紙を胸元に収めていても、
襟元が一日中まったく崩れず安心しました。」
仕上がりに満足いただけたこと
そして、着崩れなく過ぎせていただけたこと
こうしたお声をいただくと本当にホッとします。
お疲れのところ、お言葉を届けてくださるお心遣い…
私が素敵と感じる大人の女性のお一人です。
特別な日が、
より良い時間になりますように。
そんな想いを込めて、
これからもお一人おひとりのお客様と向き合ってまいります。
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