仕事への熱量は人それぞれ。それでも私は、想いを込めて向き合いたい
初夏の爽やかな風が心地よい季節になりましたね。
さて、最近改めて感じていることがあります。
それは
「仕事や物事に対する向き合い方や熱量は、人それぞれ違う」ということ。
今日はそんなお話です。
大多数の人は仕事は大事だけれど、人生の全てではない
これはもちろん、仕事を軽く考えている、という意味ではなく。
人によって仕事への意味は違う、ということです。
生活をするため、
与えられた役割りを果たすため、
社会の役に立つため、
人とつながりを持つため、
きっと様々な理由があると思うんです。
と同時に、多くの人にとって仕事は、人生そのものではなく、人生を豊かにするための一部なんじゃないかって。
仕事より家庭中心の人もいる。
趣味を楽しみたい人もいるでしょう。
体調を整えることが最優先の人も。
あるいは、今は仕事よりも大切にしたいものがある人もいると思います。
だから仕事への向き合い方が違うのは、とても自然なことなのだと思います。
熱量の違いから生まれるズレ
一方で、
人の成長に関わる仕事や、
人の人生に寄り添う仕事、
誰かの未来を応援する仕事、
そんな仕事をしていると、どうしても仕事に対する想いが強くなります。
私もそうです。
講座や発信を通して、女性がもっと自分らしく生きられるように、
もっと幸せを感じられるように、
そんな想いを持って取り組んでいます。
だからこそ、
「もっとこうしたら良くなると思う」
「本当はもっと素敵になれるのに」
そう感じることもあります。
でも相手は、
今日一日を終えるだけで精一杯かもしれない。
こちらは今ではなく、1年後や数年後を見ている。
そんなズレは、仕事でも人間関係でも本当によくあることです。
わかってほしい、は自然な感情
そしてそのズレが起きるとき、熱量高い側や真剣な人ほど心が痛むように思います。
なぜなら、
それがもし仕事であれば、その仕事を単なる作業ではなく、その人の向う側にある人生や可能性を見ているから。
だから、
相手の反応が薄かったり、受け身に感じたり、この想いが伝わらなかったりすると、
寂しくなったり、残念な気持ちになったり、傷ついたり。
でもそれってとても自然なことなんですよね。
人はだれでも、わかってほしい、認めてほしい、大切に扱ってほしい….そんな気持ちを持っています。
もちろん私も。
そして、そのように私自身が思われたことや、成長を待ってもらっていたことも多々あったと思います。
ですから、自分が真剣に向き合っていることに対して思うような反応が返ってこないと、心が揺れるのは当然のこと。
それは、自分がその仕事であったり、物事や人間関係を大切にしている証拠でもあるのだと思います。
今起きていることだけではないのかもしれない。でも…
ただ、そんな時に少し立ち止まって考えることがあります。
今自分が感じているこの反応は、本当に今起きている出来事だけに対する反応なのだろうか、と。
もしかしたら、
過去に理解してもらえなかった経験や
頑張りを認めてもらえなかった記憶
一人で背負ってきた苦しさ。
そんなものが重なっているのかもしれません。
相手の一言そのものよりも、
自分の中にある過去の痛みが反応している場合もあるんですよね。
だから
「なんでこんなに気になるんだろう」「なんでこんなに怒りを感じるんだろう」
そう思ったときこそ、自分の心を見つめるチャンスなのかもしれません。
そしてその時、
「未来に向かっていつだって私たちは自分のチカラで人生を創造して行ける。」
そう思うことが大切なんですよね。
過去に原因があるのかもしれないけれど、私たちは過去を生きているわけではありません。
自分ごととして受け止めて、未来どうなりたいか、と決めればいい。シンプルにそういうことなんだ、と最近腑に落ちました。
相手にも、その人の現在地がある
最近思うんです。
相手の熱量が自分と同じではないからといって、自分の大切にしているものが否定されたわけではない。
相手が本気に見えないからと言って、自分の想いが無意味なわけでもない。
ただ、
相手には相手の現在地がある。
それだけなんですよね。
仕事を使命のように感じる人もいる。
生活のために働く人もいる。
やりがいを求める人もいる。
淡々と役割りをこなしたい人もいる。
どれも間違いではありません。
それぞれが、それぞれの人生を生きているだけ。
そう思えるようになると、少しだけ心に余白が生まれるのかもしれません。
大切なのは、自分の真剣さを手放さないこと
だから私は、自分の想いを押し付けるのではなく、相手の温度感を尊重する努力が必要なのだと日々感じています。
でも、自分の真剣さは大切にしたいとも思っています。
女性が幸せに生きること、
心とカラダを大切にすること、
自分らしい美しさを表現すること、
人生を自分の手で切り拓いていくこと、
それらを伝えていきたいという想いは、これからも変わらないと思います。
ただ、先ほども書きましたが、その想いを相手に押し付けるのではなく、相手のペースや性質、そして現在地も尊重しながら寄り添える人でありたい。
そんな風に思うのです。
最後に…
仕事や物事、人間関係への熱量は人それぞれ。
だからこそ、時には分かり合えないと感じることもあるのだと思います。
でも、
自分の真剣さを否定する必要もないし、相手を否定する必要もないんですよね。
大切なのは、反応してしまった時に、相手のせいではなく自分の内側にあるものに反応している可能性があると気づくこと。
そして、「私はこんな想いがあるんだな」と自分を理解し、大切な価値観がそこにあることも理解すること。
さらには、
「相手には相手の現在地がある」
と受け止めること。
それらを持てたとき、仕事も人間関係も、もっと楽に、もっと温かいものになるのかもしれませんね。
本日も最後までご覧くださってありがとうございます。
人それぞれに違う温度や現在地があるからこそ、出会いは面白く、
人との関わりは私たちを成長させてくれるのかもしれませんね。
エセンティア 設楽明子